チャットGPT先生に
曲つくりのため参考にしたいので、
以下の条件にあうオススメアーティストを教えてとたずねました。
・全体的のイメージはイメージはプログレロック
・メインは鍵盤系
・ジャズのフレーズ
・メタルのリズム
・少しチップチューン要素あり
・少し民族系っぽさも入れる
・少しクラシックで使用する楽器入れる(バイオリン、チェロなど)
・変拍子を使用
・コード感を感じない。モードを中心に
いくつか教えてくれたのですが、その中でも、
Tigran Hamasyan(ティグラン・ハマシアン)
という、とんでもないアーティストを教えてくれました。
色んなジャンルの曲を聴いてきて、
もうこれ以上、衝撃を受けるようなのが出てこないと思っていましたが、
まだまだ自分は知らないのだなって思わしてくれた。
Tigran Hamasyanの「The Kingdom」は、彼のアルメニア音楽のルーツ、現代ジャズ、プログレッシブ・メタル、そしてポリリズムへの深い探究心が融合した象徴的な楽曲のひとつです。
この曲を音楽理論的観点から解説すると、以下のようなポイントが挙げられます。
🎵 1. 調性(Tonal Center)とモード(Mode)
「The Kingdom」は明確な長調・短調に分類しづらく、モーダル(旋法的)なアプローチが支配的です。特に以下のような要素が含まれていると考えられます:
**フリジアン(Phrygian)またはフリジアン・ドミナント(Phrygian Dominant)**スケールに基づくパッセージ
→ アルメニア民謡に由来する中東的・民族的な響きを生み出す。
音楽的な重心(トニック)はあるが、明確な「機能和声(T–S–D)」の枠に収まらず、静的でドローン的な和声感が多用されている。
⌛ 2. リズムとポリリズム
Tigranの最も特徴的な側面の一つがリズムの扱いです。この曲では:
拍子の複雑さ(メトリカル・モジュレーション)
→ 例えば7/8, 9/8, 11/8といった不規則拍子が登場し、さらにそれらが入れ替わったり重なったりします。
ポリリズム(3対4、5対4など)
→ 右手と左手が異なる拍節構造で演奏し、時間の流れが多層的に感じられる。
複数の声部が**異なる拍子感覚(ミクロポリリズム)**を持って動くことで、緊張感と浮遊感を両立している。
🎹 3. 和声(Harmony)とコードワーク
和声進行は非常にモーダルで、伝統的なドミナント機能はほとんど感じられない。
**変則的なヴォイシング(右手のクラスター的な響き)**と、ベースラインの移動により、和声感が動的に変化する。
時には**ディソナンス(不協和音)**を意図的に用い、緊張と解決のドラマを生む。
🎶 4. メロディと即興(Improvisation)
メロディはアルメニア民族音楽の装飾性を強く帯びており、**マイクロトーナル(微分音)**的な装飾も見られる。
即興部分では、リズムに合わせてタイミングを崩す「ラバート」的アプローチが聴かれる。
メロディがコードに従属するのではなく、むしろ旋律が和声を引っ張るような作り。
🎧 5. 構造(Form)
曲全体は伝統的なAABAやソナタ形式ではなく、サウンドスケープ(音響空間)型の展開。
反復と変奏を軸にした「進化型の構成」。
中間部でテンポの変化と音の密度の変化が劇的に起こり、クライマックスを構築。
🌀 総評
「The Kingdom」は音楽理論的に言えば:
モーダル和声+変拍子+ポリリズム+民族音階+現代ジャズ/プログレ的アプローチ
テクスチャーとリズムを中心に時間の流れそのものをデザインするような構造
つまり、音楽の「縦」と「横」だけでなく、「奥行き(テクスチャー)」までを重視した作曲がなされています。
